「米国株に投資するならどのファンドがいいの?」
そんな質問に対して、多くの人がまず候補に挙げるのが**eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)**です。
僕自身もこのファンドに投資して5年以上が経ちました。この記事では、なぜこのファンドが人気なのか、どんなメリット・デメリットがあるのか、実際に使ってみた感想などをまとめていきます。
eMAXIS Slim S&P500とは?
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、三菱UFJアセットマネジメントが運用するインデックスファンドです。
アメリカの代表的な株価指数「S&P500」に連動する投資成果を目指しています。
- 信託報酬:年0.09372%(2025年6月時点)
- 設定日:2018年7月3日
- 運用スタイル:インデックス(パッシブ)型
- 連動対象:S&P500(米国の大型株500社)
特に注目されるのが「Slim」シリーズの低コスト運用。
他社が信託報酬を下げると、それに追随してくれるため、長期投資に最適です。
S&P500とは?
「S&P500」とは、アメリカの代表的な企業500社で構成される株価指数。
具体的には以下のような企業が含まれています。
- Apple
- Microsoft
- Amazon
- Google(Alphabet)
- NVIDIA
米国経済の成長そのものを反映しており、世界中の投資家が注目する指数です。
インデックス投資の中核として非常に人気があります。
過去のパフォーマンス(2018年10月〜2025年6月)
eMAXIS Slim S&P500のここ5年の成績を、基準価額の月次推移で見てみましょう。
📈 基準価額の推移(月次)

長期で見ると、S&P500は多少の下落はありながらも右肩上がりを続けています。
2022年のインフレ局面では一時的な調整もありましたが、2023年以降は再び回復基調となりました。
メリット・デメリット
✅ メリット
- 超低コストで投資可能(信託報酬 0.09372%)
- 米国の成長企業に自動で分散投資
- 小額から積立でき、長期投資に向いている
⚠️ デメリット
- 為替リスク(円高になると損失が出やすい)
- 米国以外の国に投資したい場合は不向き
- 米国偏重のポートフォリオになりがち
他の人気ファンドと比較
ファンド名 | 投資対象 | 信託報酬 | 特徴 |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim S&P500 | 米国大型株500社 | 約0.093% | シンプルで安定 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 日本含む全世界 | 約0.057% | 分散性が高い |
楽天・全米株式インデックス(VTI連動) | 米国全体(小型含む) | 約0.162% | 小型株もカバー |
僕の投資スタンスと活用法
僕はこのファンドを毎月1万円ずつ積立しています。
他には「オルカン(月10万円)」「VYM(高配当ETF)」も併用し、
米国集中になりすぎないように分散を心がけています。
15年以上投資を続けてきた中で、これほど安心して持てるファンドは珍しいと感じています。
まとめ
eMAXIS Slim S&P500は、「コスト」「実績」「シンプルさ」がそろったインデックス投資の王道ファンド。
これから投資を始める方、長期で資産形成したい方のどちらにもおすすめできます。
✍️ おまけ:こんな人におすすめ
- 「何に投資すればいいか分からない」
- 「長期でコツコツ資産を増やしたい」
- 「米国の成長を信じている」
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