【徹底比較】VYM・SPYD・HDVの違いとは?高配当ETFの選び方をわかりやすく解説
はじめに
高配当ETFは、株式投資で安定したインカム(配当収入)を得たい投資家に人気の資産クラスです。その中でも「VYM」「SPYD」「HDV」は特に注目される3つのETF。それぞれ性格が異なり、自分に合ったETFを選ぶことが重要です。
本記事では、この3つのETFの違いを徹底的に比較し、どれを選ぶべきかをわかりやすく解説します。
1. 基本情報の比較
ETF名 | 運用会社 | 経費率 | 配当利回り(目安) | 銘柄数 | ベンチマーク |
---|---|---|---|---|---|
VYM | バンガード | 0.06% | 約3.0% | 約400銘柄 | FTSE高配当株指数 |
SPYD | ステートストリート | 0.07% | 約4.5% | 約80銘柄 | S&P500高配当指数 |
HDV | ブラックロック | 0.08% | 約4.0% | 約75銘柄 | Morningstar 高配当株指数 |
2. 各ETFの特徴と戦略
VYM:分散重視のバランス型ETF
- 銘柄数が多く、セクター分散が効いている
- 安定した配当と値動きの穏やかさが魅力
- 長期投資に向くオールラウンダー
SPYD:高利回りを狙うインカム重視型
- 配当利回りが非常に高い
- 不動産・金融・エネルギーなど景気敏感セクターが多い
- 値動きが荒く、下落局面では注意が必要
HDV:財務健全性を重視した守りのETF
- 財務健全性が高い企業に厳選投資
- ヘルスケアや生活必需品セクターの比率が高い
- 不況時に比較的安定したパフォーマンス
3. パフォーマンスの比較(過去5年)
以下は、2019年を基準(指数100)とした各ETFのトータルリターン推移のイメージ図です。

- VYM:堅調な上昇傾向。価格も安定しやすい
- SPYD:上下の波が大きいが、配当収入は多め
- HDV:価格変動は控えめ。配当の安定性が高い
※実際のパフォーマンスは、証券会社サイトやファンド公式ページをご確認ください。
4. どのETFが自分に合っている?
投資スタイル | おすすめETF | 理由 |
初心者・安定志向 | VYM | 値動きが穏やかで分散も効いている |
高配当狙い | SPYD | 配当利回りが高く、インカム目的に最適 |
守りを重視 | HDV | 財務健全性が高く、ディフェンシブな構成 |
5. 投資時の注意点
- SPYDは銘柄数が少なく、景気に左右されやすい
- HDVはセクター偏重に注意(ヘルスケア比率が高い)
- VYMはバランス型だが、利回りはやや控えめ
- いずれも為替リスクがある(米ドル建て)
まとめ
VYM・SPYD・HDVはどれも優れた高配当ETFですが、それぞれ特徴が異なります。安定を重視するならVYM、高利回り狙いならSPYD、防御力を求めるならHDVと、自分の投資目的に合ったETFを選びましょう。
組み合わせて分散するのも1つの戦略です。自分のリスク許容度を考慮して、最適なポートフォリオを構築してください。
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